「衆院選」2日公示 福島5区の構図は固まらず
第47回衆院選は2日公示される。12日間の選挙戦で、安倍政権の復興政策や経済政策、消費税再増税の先送りなどの是非が問われる。県内5小選挙区は、福島5区で自民前職2人の候補者選考を残すものの、現時点で2012(平成24)年の前回より5人少ない17人が立候補を表明。全ての選挙区で、政権与党の自民党に民主党、維新の党などが攻勢をかける全国情勢とほぼ同じ構図になる見通し。投開票は14日に行われる。
県内有権者の多くが震災、原発事故からの復興を安倍政権に託した前回から2年。なお震災の影響が残る中、県民がこの2年間の復興策や原発政策をいかに判断するかが注目される。
県内では自民、共産が全5選挙区に候補者を擁立する。5区については、自民前職2人の党本部による候補者調整が1日に決着する見通し。民主は4区を除く4選挙区に候補者を立てた。維新、社民党は4区で公認候補を選んだ。
(2014年12月1日 福島民友衆院選ニュース)
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