県内5選挙区に16人 「衆院選」公示、14日投開票
第47回衆院選は2日、公示された。県内五つの小選挙区では、5政党から前職7、新人9の計16人が立候補を届け出て、12日間の選挙戦に入った。震災、原発事故後2度目の今選挙では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の是非に焦点が当たるが、県内では、震災復興や原子力政策の在り方などが最大の争点となる。自民党総裁の安倍晋三首相、民主党の海江田万里代表は県内で第一声を放ち、復興をけん引する政党としての存在感を強調した。投開票は14日に行われる。
県内選挙区の立候補者数は4区が4人で最多、残る1、2、3、5区が各3人。小選挙区制導入後で最多だった前回の22人を6人下回った。政党別では自民、共産党が各5人、民主は4人、維新の党と社民党が各1人。県内選挙区でも全国同様に自民と民主、自民と維新などによる与野党対決を軸に展開される。
本県ゆかりの4候補届け出
本県ゆかりの候補も立候補を届け出た。東京12区から次世代の党新人の田母神俊雄氏(66)=郡山市出身=と、いずれも共産党の新人の宮城1区で松井秀明氏(46)=郡山市出身、同2区から大内真理氏(36)=須賀川市出身、東京15区から吉田年男氏(66)=鏡石町出身=が立候補した。
(2014年12月3日 福島民友衆院選ニュース)
|