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第47回衆議院議員選挙
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声の限り「最後のお願い」 県内候補者、遊説フィナーレ

 選挙戦最終日を迎えた13日、県内5小選挙区では各候補者が大票田の都市部を中心に遊説を展開、「師走選挙」で寒風が吹き付ける中、必死に最後までの支持を訴えた。突然の解散で始まり、短期決戦となった今回の衆院選。「アベノミクス」の成果に焦点が集まり、本県にとって重要な東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興策が置き去りにされているとの指摘もあったが、県内の有権者はどのような選択をするのか。14日の投開票の行方が注目される。

 【1区】終盤にきて激戦に拍車が掛かり、3候補は大票田の福島市や自民、民主両候補の地盤が重なる伊達市でラストコールを響かせた。
 民主新人の金子恵美候補は福島市を一巡後、地元の伊達地域を重点的に遊説し、支持固めを図った。自民前職の亀岡偉民候補は相馬地方の沿岸部や伊達地域をくまなく遊説、最後は福島市に入って打ち上げた。共産新人の渡部保子候補は、福島市に絞って市街地での街頭演説を重ねた。

 【2区】3候補が大票田の郡山市を中心に「最後のお願い」を響かせた。
 共産新人の平善彦候補は選挙区内をくまなく巡り、精力的に支持を求めた。自民前職の根本匠候補は郡山市に絞って選挙カーを走らせ、中心市街地10カ所以上で街頭演説、7選へ向け追い込み。民主新人の岡部光規候補は選挙区を北から南へ縦断した後、郡山市を中心に遊説。JR郡山駅前では県連幹部の応援を受け、街頭演説で支持を訴えた。

 【3区】3候補ともに大票田の須賀川市を重点に遊説し、主に市街地で最後のお願いに声を張り上げた。
 自民新人の上杉謙太郎候補は、白河市や須賀川市のスーパーで買い物客を前に復興、経済活性化を強調。民主前職の玄葉光一郎候補は県内の他候補応援で不在のため、陣営は須賀川の事務所で必勝コールを行い、引き締めを図った。共産新人の横田洋子候補は須賀川市で街頭演説を重ね、市民に消費増税反対を訴えた。

 【4区】断続的に雪が降り続く中、自民前職の菅家一郎、共産新人の田中和加子、維新前職の小熊慎司、社民新人の小川右善の4候補は大票田の会津若松、喜多方両市を中心に選挙カーを走らせ、浮動票獲得に全力を注いだ。夕方は菅家、田中、小熊の3候補が会津若松市街地の神明通りで街頭演説し、小川候補は買い物客でにぎわうスーパー周辺などで遊説を展開した。冷たい雪に負けない熱気で最後のお願いを繰り広げた。

 【5区】3候補とも、いずれも地盤とする大票田のいわき市で遊説を締めくくった。
 共産新人の吉田英策候補は北部を中心に遊説。民主前職の吉田泉候補は北部から南下し、いわき駅前市街地では選挙カーを降りて徒歩で遊説した。自民前職の吉野正芳候補は南部から北上し、人出の多い複合施設などで街頭演説を重ねた。
 土曜日の人出の多さを狙った大型店舗前の街頭演説で、候補者同士が鉢合わせする場面も見られた。
(2014年12月14日 福島民友衆院選ニュース)



 

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