「自民1強」にくさび 小熊さん選挙区で悲願、玄葉さん盤石
14日投開票の衆院選で、前回比例代表で復活当選の維新前職小熊慎司さん(46)=4区=が選挙区で雪辱し、現役で県内最多となる8選を決めた民主前職の玄葉光一郎さん(50)=3区=とともに「自民1強」にくさびを打った。一方、自民はいずれも前職の亀岡偉民さん(59)=1区=と根本匠さん(63)=2区=が連勝に沸き、吉野正芳さん(66)=5区=は9年ぶりの地元当選で古里再生への決意を新たにした。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から3年9カ月。今なお影響や課題に直面する県内の有権者は選挙区、比例代表とも自民優勢という全国情勢に一石を投じ、復興の加速化に向けて与野党の緊張感が高まるような政治を選択した。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)
|