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自民、公明両党が安定政権の基盤を固めた第47回衆院選の全国情勢とは異なり、県内5選挙区は自民が3議席に後退した一方、4区で維新が初の選挙区議席を獲得、3区は民主が議席を維持した。比例では自民、民主各1の計2人が復活当選し比例単独候補の公明1人が初当選。本県の衆院議員数は自民4、民主2、維新1、公明1の8人となった。県内の戦いをデータで分析する。 |
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【 候補者の得票 】
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1区・亀岡氏、唯一の10万票台 4区は416票差の激戦
県内5小選挙区に立候補した16人の中で、最も得票が多かった候補者は前回に続いて1区の自民亀岡偉民氏で、10万2929票を獲得した。前回より1万8306票減少したが唯一、10万票台に乗せた。
次いで、1区で落選し比例復活した民主金子恵美氏が亀岡氏と5299票差の9万7630票を得た。
3区の民主玄葉光一郎氏は9万4462票を集めたが、前回の10万票台は下回った。同じく9万票を超えた2区の自民根本匠氏は、前回比7227票減の9万1686票だった。金子氏の得票は玄葉、根本両氏を上回った。得票率は玄葉氏が60%とトップで、根本氏は55.2%だった。
投票率が過去最低となり票数が減ったことに加え、22人が激突した前回と比べ候補者数が絞られたことが影響して票の分散傾向が抑えられた。
選挙区別でみると、416票差の激戦だった4区は維新小熊慎司氏が5万6856票と前回から6820票を積み増し、雪辱を果たした。一方、比例で復活した自民菅家一郎氏は5万6440票で、7万票を超えていた前回より1万5311票減らした。
候補者が前回の6人から3人に半減した5区は、9年ぶりに選挙区で勝利した自民吉野正芳氏が46.6%に当たる7万1102票。民主吉田泉氏は6万41票と前回より5544票増やしたにもかかわらず、惜敗率は84.4%(前回88.7%)で比例復活を逃した。
(2014年12月16日 福島民友衆院選ニュース) |
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