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蔵のまち喜多方老麺会(喜多方市)
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▽業種=喜多方市のラーメン店でつくる協同組合
▽事務局=喜多方市字沢ノ免 会津喜多方商工会議所内
▽電話=0241・22・5921
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ラーメンで被災者温める
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「喜多方ラーメンで元気を発信していく」と坂内理事長
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喜多方ラーメンは秀峰飯豊山が蓄えた水と、喜多方の醸造文化、店主らの日々の研究が生み出した、本県を代表する味の一つ。蔵のまち喜多方老麺会には市内46店舗が加盟している。
3月11日以降、喜多方市にも多くの被災者が避難した。押切川公園体育館には最も多い時期で360人が避難。同会は素早く支援に動き、3月から4月にかけて避難所でラーメンの炊き出しを行い、被災者の心と体を温めた。
一方では風評により観光客が途絶え、客足は今も鈍い。坂内章一理事長は「会津地方全体の観光が回復しなければ、客は以前の水準に戻らないだろう。店を守りラーメンを作り続けることで会津の、喜多方の元気を全国に発信していきたい」と力強く語った。
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(2011年7月15日付福島民友新聞「あした新聞のページ」より)
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