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和紙伝承館(二本松市)
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▽業種=和紙生産・販売
▽場所=二本松市下川崎上平33の1、道の駅安達内
▽電話=0243・61・3200
▽HP=http://www.michinoeki‐adachi.jp/washi
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1000年の伝統誇る和紙
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「千年の伝統を守り抜きたい」と話す遠藤さん
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平安期に「みちのく紙」として名をはせた、千年の伝統を誇る二本松市上川崎の「上川崎和紙」。伝統を今に伝える市和紙伝承館が制作する和紙や和紙工芸品は全国各地に愛好者が多い。
震災翌日から2週間ほど閉館。再開後は親子連れや女性客の姿が減り、来館客減少に頭を悩ませたが回復傾向にある。夏休み期間に開く和紙工芸品などの講座で来館をPRする。
同館の和紙は地元産のコウゾが原料。原発事故の影響が今冬に刈り取る原料に影響するかはまだ不明だ。同館の紙すき職人遠藤哲也さんは「不安は多いが千年の伝統を守っていくため、和紙生産に一層励みたい」と意気込む。
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(2011年8月4日付福島民友新聞「あした新聞のページ」より)
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