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こむろ菓舗（喜多方市）
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▽業種＝和洋菓子の製造販売
▽場所＝喜多方市字百苅田７５３１の１
▽電話＝０２４１・２２・４１８０
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親子で守る伝統 出来たてを販売
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「真心を込めて菓子を作り続ける」と話す小室さん
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創業は大正元年。今年１００年目を迎えた老舗菓子店。３代目の小室英雄さんと、長男英之さんが伝統の味を守る。
まんじゅう、クッキー、チーズケーキなど、親子で作る菓子は和洋を問わず市民に愛されている。商品はすべて店舗隣の工場で製造し、出来たてを販売する。
黄身あんをバター風味の生地で包んだ焼き菓子「会津長床」は、１９７７（昭和５２）年に全国菓子大博覧会名誉金賞に輝いた。
大型連休期間中には、喜多方市のほかの菓子店とともに「おもてなしの会」を結成し、しだれ桜の名所で観光客に菓子を提供するなど、震災後に低迷した観光の活性化にも取り組んでいる。
小室さんは「地元に親しまれる味を心掛け、これからも真心を込めて菓子を作り続ける」と話している。
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（２０１２年５月９日付福島民友新聞「あした新聞のページ」より）
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