民主党県連幹事長に安瀬氏 参院選へ態勢本格化
今夏の参院選比例代表に立候補する民主党県連幹事長の県議中村秀樹氏(47)の後任幹事長に、同党県議の安瀬全孝氏(59)の就任が7日までに固まった。12日の県連常任幹事会で正式決定する見通し。
中村氏の後任幹事長の人選が固まったことで県連は、参院選と秋に行われる知事選、来春の統一地方選に向けた選挙態勢づくりを本格化させる。
安瀬氏は田村郡選出で、県議3期。県議会会派で民主党と社民党などで構成する県民連合の幹事長職を務めている。民主系無所属で活動してきたが、昨年11月に民主党に入党。国政選挙では民主系の陣営で実務を仕切ってきた経験を持ち、県連内では、安瀬氏の実績を評価する声が上がっていた。
参院選で同党は、福島選挙区(改選数2)で現職の増子輝彦氏(62)=1期、新人の岡部光規氏(41)の2人、比例代表で中村氏の公認を決めている。自民党と議席を分け合ってきた福島選挙区では、初の複数公認候補擁立、比例代表でも県連重点候補として中村氏を擁立することになり、県連は安瀬氏の幹事長就任後、党所属県議の支援態勢などの調整を進める方針。
(2010年4月8日 福島民友参院選ニュース)
|