自民県連、参院選福島選挙区2人目の擁立断念へ
夏の参院選の福島選挙区(改選2)対策で、自民党県連の斎藤健治幹事長は12日、党本部から再考を求められた2人目の候補者擁立を断念し、候補者を現職の岩城光英氏(60)に絞る考えを示した。13日の役員会で2人目擁立を見送る方針を決め、26日に福島市で開く県連大会で、大島理森党幹事長に県連方針を報告、理解を求める見通し。
12日に福島市で開かれた会合で、斎藤幹事長は「参院選福島選挙区は1人に絞る。大島幹事長からも2人目擁立を厳しく求められているが、1人をトップ当選させ、しっかりとした県連をつくることに決意を新たにした」と述べた。この後、斎藤幹事長は報道陣の取材に対し「2人目を擁立すれば県連が割れる」と語り、2人擁立が選挙後に県連内部にしこりを残すことを懸念しての判断と強調した。
(2010年4月13日 福島民友参院選ニュース)
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