投票用紙を入念に点検する選管職員＝福島市

　７月の参院選を控え、投票用紙の印刷が４日、福島市の印刷会社で行われ、福島選挙区、比例代表それぞれ１７０万９０００枚が刷り上がった。県選管によると、印刷枚数は有権者数が前回より約１万３０００人減少したことから１万８０００枚減った。
　投票用紙は、折り曲げてもすぐに広がる樹脂製の用紙に速乾性の特殊なインクで印刷する。同日は、選挙区と比例代表それぞれ別に印刷機で行われ、１ライン２人の計４人のオペレーターが１時間に８０００〜９０００枚のペースで刷り上げた。県選管の職員２人が立ち会い、印刷ミスがないか投票用紙をチェックした。
　投票用紙は公示日の前週の金曜日に、県選管が県内各市と地方事務局に発送する。県選管によると、最も早い２４日公示の日程で参院選が行われる場合は、発送日は１８日の予定。
（２０１０年６月５日　福島民友参院選ニュース）