社民県連、民主支援で自主投票
社民党県連は19日、福島市で三役会を開き、参院選福島選挙区での対応について反自民、非共産の立場での自主投票とすることを決めた。実際には県連として機関決定しないものの、各地区の事情に応じた民主党候補支援となる見通しで、社民、民主、連合福島、県議会会派・県民連合の「4者協議会」の枠組みでの選挙協力が確定した。
三役会での選挙区対応の確認事項は(1)反自民、非共産の基本姿勢(2)政党間協力は行わない(3)連合福島からの支援要請を尊重すること―の3項目。連合福島は組織内に社民系、民主系の労組を併せ持つことから、両党間の橋渡し役として、社民党県連に対し水面下で民主党候補支援を打診していた。
民主党県連は本県選挙区に現職の増子輝彦氏と新人の岡部光規氏の2人を擁立している。
社民党県連の加藤雅美幹事長は「県連として一本化などの指示は行わない」としている。
(2010年6月20日 福島民友参院選ニュース)
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