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第22回参議院議員選挙
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参院選後半戦突入 福島選挙区5陣営、票固め加速

 第22回参院選は2日、投開票の11日に向け後半戦に入った。福島選挙区(改選2)は、民主党新人の岡部光規(41)、共産党新人の岩渕友(33)、みんなの党新人の菅本和雅(42)、民主党現職の増子輝彦(62)=国民新党推薦、自民党現職の岩城光英(60)の5候補が連日、県内各地を遊説で巡り、有権者に消費税率引き上げの是非や景気・雇用対策など論戦を展開。各陣営とも17日間の選挙戦を折り返し、後半戦でのさらなる支持の拡大に努める。
 岡部陣営は、遊説と街頭演説中心に個人票を積み重ねる。社民党県連の地方組織との連携も進み「2番手の背中が見えてきた」(陣営幹部)と前半戦の手応え。後半戦では遊説先を都市部に移し、人出が多い場所で医療制度改革などの主張を続ける。
 岩渕陣営は、一日で最大15カ所に及ぶ街頭演説をこなす。「党派を超えて消費増税反対に同調する有権者が増えてきた」ことに手応えを感じ、後半戦では遊説コースを福島、会津若松、いわき、郡山4市に集中、地方議員とともに街頭で党方針の浸透を狙う。
 菅本陣営は、県内59市町村での遊説がほぼ一巡、後半は主要都市や地元の南相馬市、双葉郡で遊説や個人演説会を強化する。ボランティアのスタッフが増え陣営の動きも加速。脱官僚、地域主権など党の政策と候補個人の政策を前面に出し無党派層の獲得を目指す。
 増子陣営は、これまでに取り組んできた民主支持層の票固めに「演説会の人出が多くなり票が確認できる」(幹部)と手応えを感じ、後半では個人演説会を集中開催するなど福島、郡山など大票田で票固めを強める。国民新党推薦により郵政票の取り込みも急ぐ。
 岩城陣営は、自民系議員による組織戦を展開する一方、景気・雇用対策を柱に訴えを強めており「厳しい選挙だが、徐々に浸透している」(幹部)と実感。後半では地域単位の支持を再点検するほか、党の広報なども活用、無党派層の掘り起こしに取り組む。
(2010年7月3日 福島民友参院選ニュース)



 

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