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政権交代後の初の国政選挙となった今回の参院選は、福島選挙区(改選2)に民主党が初めて複数候補を擁立したが、4回連続で民主と自民が議席を分け合う結果となった。比例代表では、県内に事務所を構えて運動する本県関係の重点候補が地域重視の運動を展開した。民主、自民が二大政党への動きを強める一方、第三極の勢力が注目を集めた今参院選をデータで分析する。 |
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【 比例代表の政党別得票に占める個人名と政党名の割合 】
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個人名投票、低い割合 比例代表で浸透難しく
今回の参院選の特徴として、党名と候補者名のどちらでも投票できる非拘束名簿式の比例代表に各党が地域や組織の重点候補を擁立、党名でなく候補者名で投票してもらう運動を展開した点が挙げられる。
結果を見ると、得票が10万票を超えた民主、自民、みんな各党では、個人名での投票は得票全体に占める割合が20〜25%にとどまった。
選挙戦で各候補は「個人名を書いてもらうのは難しい」と話していたが、「個人名投票」を浸透させる困難さを裏付けた。
県内59市町村の開票結果では、本県関係で個人名得票の割合が高かったのは新党改革現職の荒井広幸氏(田村市)の67.3%で、党名と個人名を合わせた政党得票4万2500票のうち2万8584票が個人名。次いで政党得票3万839票のうちの1万8525票が個人名だった、たちあがれ日本新人の中畑清氏(矢吹町出身)の60.1%。
みんなの党新人の小熊慎司氏(会津若松市)は得票13万7568票のうち個人名が2万2621票で16.4%、民主党新人の中村秀樹氏(いわき市)は得票33万2420票のうち個人名が2万4753票で7.4%にとどまった。
本県関係で当選したのは荒井氏と小熊氏。
(2010年7月13日 福島民友参院選ニュース)
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