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第23回参議院議員選挙
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「参院選」4日公示 福島選挙区は6人が立候補へ

 昨年末の政権交代後で初の本格的な国政選挙となる第23回参院選は4日公示される。21日の投開票に向け、17日間の選挙戦が始まる。改選数が今回、2から1に削減された福島選挙区には、民主党の元復興政務官金子恵美氏(47)、自民党の少子化相森雅子氏(48)の両現職と、共産党の党県常任委員岩渕友氏(36)、社民党の元中学教諭遠藤陽子氏(63)、諸派の元会社員酒井秀光氏(45)、諸派の元会社役員杉内一成氏(80)の4新人の計6人が立候補する見通し。
 福島選挙区は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復旧、復興をいかに加速させるかが最大の焦点。民主、自民の両現職と4新人が政策の是非と実効性を競う。二大政党が議席を分け合ってきた構図が崩れ、今後の県政界に影響を与えるのは必至だ。

 金子氏は2日、郡山市などで支持団体関係の会合に出席。被災者支援の充実や県内原発の全基廃炉を訴え支持層固めを進めた。3日は県連が総合選対本部を設置、ときの声を上げる。森氏は閣僚業務のため県内不在の状況が続く。公示後は県内全域に広がる県連組織をフル回転させ、少子化相としてかかわった復興施策の実績をアピール、支持拡大を図る戦略だ。岩渕氏は出馬が決まった昨年末以降、街頭演説や支援者の集会を中心に政策の浸透を進めてきた。引き続き原発の即時廃炉や消費増税中止、TPP反対を強く訴え、党勢拡大を図る。自ら避難生活を送る遠藤氏は、浜通りを中心に避難住民が多い地区で支持拡大を進めてきた。国内全原発の廃炉や護憲を強調、憲法改正を懸念する層の取り込みに全力を注ぐ。酒井氏は支援者を中心に支持拡大を狙う。都市部を中心に国防の強化や県内への税制優遇などを訴える。杉内氏は消費増税中止を柱に掲げ、6月に出馬表明した。出遅れを挽回するため、政策を広く訴える。
(2013年7月3日 福島民友参院選ニュース)



 

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