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第23回参議院議員選挙
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若者、ネット選挙「いいね?」 身近なツールでも他人事

 4日の公示を受け、17日間の選挙戦がスタートする第23回参院選。インターネットを使った選挙運動が解禁になり、福島選挙区の各陣営はネット世代の若者への訴えを強める。若者も身近なネットで候補者の政策などを「手軽に知ることができる」と歓迎する。ただ「国政は遠い存在」と感じる若者にとって参院選への関心はいまひとつで「ネットで(候補者の政策を)見ないし、投票にもいかない」と言い切る人もいる。低投票率の要因とされる若者の政治への無関心。初体験のネット選挙を生かし、若者の目をどう引き付けるかも今選挙の焦点だ。
 「廃炉作業が進まないことになれば未来の世代に大きな影響を及ぼす」。福島大経済経営学類3年の会田知也さん(20)は今、汚染水漏れなどの問題に胸を痛めている。「しっかり廃炉作業を進めてくれる候補者になら投票してみたい」と言うが「選挙の情報に触れる機会が少ないから、あまり関心を持てずにいる」と明かす。こうした若者に直接アプローチできるのがネット選挙の利点だ。ただ、ネットは自分の意思で接続しないと、豊富な情報に触れることはできない。
(2013年7月4日 福島民友参院選ニュース)



 

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