いわき市の仮設住宅集会所で始まった期日前投票。避難市町村は仮設などで巡回開設し、投票機会を確保する

　いわき市四倉町鬼越の原発事故で住民が避難する広野町民向け仮設住宅集会所で６日、期日前投票が始まった。
　仮設住宅に入居する有権者のための対応。同町は、期日前投票期間中の毎週土日に市内３カ所の仮設住宅を順々に巡り、投票所を開設する。
　同仮設住宅集会所の投票所は７日まで設置。各日とも午前１０時〜午後７時に受け付けを行っている。６日の投票者は夕方までに約４０人。
　町によると、町内の役場本庁舎にある投票所よりも投票者が多い。
　原発事故で住民が避難している同町や南相馬、楢葉、富岡、川内、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の１０市町村は選挙期間中、機能移転する各庁舎や仮設住宅などで期日前投票所を設ける。
（２０１３年７月７日　福島民友参院選ニュース）