福島で開票約2時間遅れ 美里では二重交付のミス
21日投票が行われた参院選で、福島市選管の開票作業は予定時間から約1時間50分遅れ、22日午前3時18分に確定、県内で最も遅い確定となった。会津美里町選管は22日、比例代表の投票用紙を誤って有権者1人に2枚交付する二重交付のミスがあったと発表、回収できないため1票多いまま有効投票数として扱った。
福島市では、比例代表候補者名の疑問票で、有効票と疑問票の判別は予定通りだったが、疑問票の審査判定に時間がかかった。「これまでより相当数疑問票が増えたため」としている。前回の参院選では午後9時に開票を始め、翌日午前2時34分に確定。今回は午後8時から開票をスタートし、最新の票を分類する機械2台を導入し作業を行ったが、確定が遅れた。市選管は、今回の遅れの原因などを検証する方針。
会津美里町では、開票作業中の22日午前0時50分ごろ、投票者総数1万1502人より投票数が1票多いことが判明。無効票590票を除いた有効投票数を1万913票と確定した。
配布していない投票用紙を確認し、1枚足りなかった。二重交付の投票区は不明だが、21日に起きたという。
(2013年7月23日 福島民友参院選ニュース)
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