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改選数が2から1に削減された参院選福島選挙区は、全国の傾向と同様に自民党候補の大勝で決着した。かつては衆院小選挙区の議席を独占するなど、県内でも圧倒的な強さを誇った民主党は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経て、退潮傾向に拍車が掛かった。本県の復興の在り方や、安倍政権の経済政策などを争点に、6候補が1議席を争った激戦をデータで探った。 |
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【 選挙区投票率 】
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過去2番目の低さ 54.52%、前回を7.11ポイント下回る
今回の福島選挙区の投票率は、2010年の前回を7.11ポイント下回り、54.52%(男性55.19%、女性53.90%)にとどまった。04年以降3回ぶりに下落に転じ、過去2番目の低さとなった。
一方、期日前投票者数は25万169人で、同投票制度が施行された04年以降参院選で過去最多となった。同投票者数は有権者に占める割合が約15%となり、投票率の低下を下支えした格好となった。
ただ今回の投票率は、18年ぶりの50%台。昨年12月の衆院選の県内小選挙区の投票率も58.86%と戦後最低だった。避難先の仮設住宅などを巡回した期日前投票の実施など、避難市町村の選管が利便性を高めて投票率向上に取り組んでいるが、震災後の県内での国政選挙の投票率は、原発事故に伴う有権者の避難や復興をめぐる政治不信により低迷が続いている。不在者投票も、原発事故による避難に伴い増加傾向にある。
(2013年7月23日 福島民友参院選ニュース) |
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