無投票で再選を決め、花束を受け取る橋本氏（中央）。右は妻房代さん＝１５日午後６時すぎ、須賀川市の選挙事務所

　任期満了に伴う須賀川市長選は１５日告示され、現職の橋本克也氏（４９）＝無所属、１期＝のほかに立候補の届け出がなく、橋本氏が無投票で再選を果たした。
　東日本大震災で県内内陸部では最大級の被害を受け、市庁舎をはじめ公共施設の再建、原発災害対策など多くの課題に対応している同市。震災復興のかじ取り役は橋本氏に再度託された。
　当選証書付与式は２３日午前１０時から同市の岩瀬農村環境改善センターで行われる。任期は８月１１日から４年間。

　橋本氏決意新た　「ここからが正念場」
　１５日に告示された須賀川市長選で、橋本克也氏（４９）は午後５時ごろに無投票当選の一報を受け、選挙事務所で支持者や関係者らと握手を交わしながら喜びを分かち合った。
　当選祝賀会では妻の房代さん（５０）らと万歳三唱し、関係者から花束を受け当選の喜びをかみ締めた。橋本氏は「ここからが正念場。震災からの復興と原子力災害の克服を遂げ、安全で安心して生活できる須賀川市を取り戻す。市の再生、復興のため市民の皆さんと力を合わせていきたい」と決意を述べた。
（２０１２年７月１６日　福島民友・県内選挙ニュース）