品川氏が郡山市長選に立候補へ 原氏も出馬有力視
来年4月26日の任期満了に伴う郡山市長選で、新人で元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(67)は5日までに、立候補の意思を固めた。後援会幹部が明らかにした。
品川氏は福島民友新聞社の取材に対し「今はまだ申し上げる段階ではない」と明言は避けているが、同幹部らによると、すでに公約作りなど選挙に向けた準備を進めており、正式な立候補表明の時機を探っている。
品川氏は白河市生まれ、磐城高、東大法学部卒。郵政省(当時)に入省、郵政審議官をはじめ、法政大教授などを務めた。現在は郡山市在住。2009(平成21)年の前回市長選に立候補し、再選を目指した現職原正夫氏(68)に敗れながらも約1万票差まで迫った。
一方、2期目で震災対応に当たっている原氏は、取材に対し「出処進退については12月議会で明らかにしたい」としている。
後援会連合会は8月の地区・団体後援会役員会に続き、7日には励ます集いを開く予定で、支持者の間では3選立候補が有力視されている。
(2012年11月6日 福島民友・県内選挙ニュース)
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