効果的除染を検討へ 品川郡山市長が就任会見
郡山市の品川万里市長は30日、市役所で就任会見に臨み、除染についてより効果的な手法を随時検討していく考えを示した。土壌などの仮置き場については、県、国の所有地の利用に向け協議する方針を明らかにした。
品川市長は除染の手法について「その時点時点で最善の方法がどうなのか絶えず見直しながら進める。いろいろな技術も紹介されている。早急に検証し、取り入れられるものは取り入れる」と強調。仮置き場について、福島市が県有地の提供を受けていることを挙げ、「郡山市にも県や国の所有地があり、適地があるのか意見の擦り合わせをしていく」と述べた。
また、水害対策として、3次元の立体的なハザードマップ作りに着手する考えも表明。「全市で浸水被害がある。3次元のハザードマップで浸水被害の基礎的な整備を図る。除染対策にも役立てることができる」と述べた。
(2013年5月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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