瀬戸氏が出馬を正式表明 福島市長選、4選目指す
12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、現職の瀬戸孝則氏(66)=3期=は13日、4選を目指して立候補することを正式に表明した。同日の市議会6月定例会一般質問で答えた瀬戸氏は「震災からの早期復旧、復興のため最後まで全力を尽くすことが責務。希望ある復興を実現し、市民が古里に自信と誇りを持ち、安心して暮らせる福島市を取り戻すため、全身全霊で市政を担当したい」と述べた。
瀬戸氏は福島市出身、早大法学部卒。県議4期、副議長、自民県連総務会長など歴任。2001(平成13)年12月の市長選に無所属で立候補、初当選した。
同市長選をめぐっては、独立行政法人環境再生保全機構石綿健康被害救済部長の小林香(かおる)氏(54)=伊達市保原町出身=が立候補する方向で考えており、福島民友新聞社の13日の取材に対しては「地元に期待があるのだとすれば、しかるべきタイミングで考えなければならない」と話した。さらに共産党が擁立を検討しているほか、水面下で擁立を探る動きもあり、情勢は流動的だ。
(2013年6月14日 福島民友・県内選挙ニュース)
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