宇佐美氏、出馬へ意欲 「いわき市長選」選挙の可能性
任期満了に伴い9月1日告示、同8日投開票で行われるいわき市長選で、元衆院議員の宇佐美登氏(46)=いわき市=は14日、立候補に前向きな姿勢を示した。候補者擁立を目指す市民団体が同日、同市で開いた講演会で出馬を要請したのに対し、宇佐美氏は「皆さんの声を重く受け止める」と述べた。15日にも正式に態度を表明する見通し。同市長選では現職の渡辺敬夫氏(67)=1期=も出馬に前向きで、選挙戦となる公算が大きくなった。
宇佐美氏は東京都出身、早大理工学部卒。父がいわき市出身。衆院議員秘書を経て1993(平成5)年の衆院選でさきがけから旧東京2区に立候補して初当選、当選2回。民主党にも一時所属し、昨年12月の衆院選では日本維新の会公認で福島5区に立候補したが落選した。宇佐美氏によると、現在は無所属。
渡辺氏は2月の後援会の会合で立候補へ意欲を示しており、週明けにも、開会中の6月市議会で表明するとみられる。
(2013年6月15日 福島民友・県内選挙ニュース)
|