いわき市長選告示まで1カ月 最多、現新4氏の争いか
任期満了に伴い9月1日告示、同8日投開票で行われるいわき市長選は、告示まで1カ月となった。これまでに、現職で再選を目指す渡辺敬夫氏(67)=1期=に対し、新人で元衆院議員の宇佐美登氏(46)、新人で元県議の清水敏男氏(49)が相次いで立候補を表明、新人で元会社員の遠藤貴志氏(37)も31日に正式に出馬表明し、1966(昭和41)年の第1回市長選と並ぶ最多の4人による争いが濃厚となった。地震と津波、原発事故、風評被害という複合災害に見舞われた同市の再生に向け、有権者の選択が注目されている。
震災後の県内での首長選挙は、震災復興への有権者の不満が現職への厳しい評価につながる例がみられ、同市長選も震災対応が最大の焦点になる見通しだ。
立候補予定者説明会は1日午後1時から市役所東分庁舎で開かれる。同市の有権者数は7月21日現在、27万4586人(男性13万2607人、女性14万1979人)。
(2013年8月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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