瀬戸氏4選へ決意、小林氏22日出馬表明へ 福島市長選
12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、4選を目指し立候補を表明している現職の瀬戸孝則氏(66)=3期=と、立候補の意思を示している元独立行政法人環境再生保全機構石綿健康被害救済部長の小林香(かおる)氏(54)=伊達市保原町出身=の両陣営の動きが活発化してきた。
瀬戸氏は19日、福島市で後援会幹部の会合を開き、「震災と放射能災害の現場を一番知っているのは自分。経験を生かし、復興へのかじ取りをするのは自分しかいないという思いで4選に向かう」と決意を述べた。
小林氏は同機構を辞職後、福島市に住所を移して立候補に向けた準備を進めており、22日に立候補を正式表明するとみられる。
同市長選では瀬戸、小林両氏以外に、共産党県委員会が新人の擁立を検討している。このほかにも候補者擁立を探る動きがあり、今後の情勢については流動的な部分を残している。
(2013年8月20日 福島民友・県内選挙ニュース)
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