復興策で3氏の争い 「いわき市長選」告示まで1週間
任期満了に伴い9月1日告示、同8日投開票で行われるいわき市長選は、告示まで1週間に迫った。立候補を表明していた新人1人が24日、出馬を断念したため、選挙戦は再選を目指す現職の渡辺敬夫氏(67)=1期=に、新人で元衆院議員の宇佐美登氏(46)、新人で元県議の清水敏男氏(50)の2人が挑む構図でほぼ固まった。東日本大震災から2年半を迎える中、いわきの再生に向けて市政のリーダーを決める重要選挙となる。
同市長選は前々回、前回と一騎打ちが続き、3人の選挙戦となれば2001(平成13)年以来。震災後の行政の対応と今後の復興策をめぐって3氏が主張を戦わせる形となる。いわきの未来像を語るには都市の再生が切り離せないため、争点は「復興施策」に絞られそうだ。
(2013年8月25日 福島民友・県内選挙ニュース)
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