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会津美里町長に渡部氏 3回連続の無投票での信任
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無投票で3選を果たし、万歳して喜ぶ渡部氏(中央)と妻マスエさん(左)
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任期満了に伴う会津美里町長選は22日告示され、無所属で現職の渡部英敏氏(72)のほかに立候補の届け出はなく、渡部氏が3回連続の無投票で3選を果たした。3期目の任期は11月13日から4年。
渡部氏は2005(平成17)年の3町村合併に伴う町長選で、初代町長に無投票で初当選、09年の2期目も無投票だった。行財政改革による財政健全化をはじめ、歴史と観光、商店街を結び付ける観光政策、商業振興などに取り組み、町民の信任を得た。3期目の公約には「災害に強い複合文化施設、新庁舎の建設」を掲げている。
町民が行政手腕評価
現職の渡部英敏氏が無投票で3選を果たした22日告示の会津美里町長選は、手堅い財政改革、まちの魅力を生かした観光・産業振興策などを積極的に進める渡部氏の行政手腕を町民が評価し、古里のさらなる発展のかじ取り役を委ねた。
渡部氏は6月議会で出馬を表明して以降、町政報告会や総決起集会などを開き、後援会を挙げて選挙戦の準備を進めてきた。町村合併当初から地域バランスを考慮した政策を展開したことで広く町民の信任を集め、3度の無投票につながった。
会津地域は原発事故での風評被害や経済停滞に直面している。町の財政が改善に向かう今こそ、特色あるまちづくりをいかに進めるかが、課題を克服して町勢を発展させる鍵となる。町の基礎づくりの総仕上げも目指す時期。強いリーダーシップによる渡部氏の3期目に期待したい。
(2013年10月23日 福島民友・県内選挙ニュース)
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