大内氏、出馬断念を正式表明 福島市長選、市議は継続へ
任期満了に伴い11月10日告示、17日投開票で行われる福島市長選で、立候補を表明していた無所属の新人で福島市議の大内雄太氏(30)は30日、同市で記者会見し、立候補を断念すると正式に発表した。大内氏は立候補を取りやめる理由について「(他の立候補予定者との)政策の違いや自分の発信力、真剣さを支持者に周知できなかった。力不足だった」と説明した。大内氏は市議を続ける方針。
大内氏は、同市長選に立候補を表明している無所属の新人で元東北地方環境事務所長の小林香氏(54)と政策協定を結ぶことを前提に立候補を断念する考えを示したが、同日までに合意には至っていない。
大内氏が立候補しないことで同市長選は、小林氏、無所属で現職の瀬戸孝則氏(66)=3期、共産党公認の新人で党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)の3人による選挙戦となる公算が大きくなった。
(2013年10月31日 福島民友・県内選挙ニュース)
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