「福島市長選」終盤の情勢 各陣営、戦いに熱
任期満了に伴い、17日に投開票が行われる福島市長選は15日、最終盤の戦いに入った。届け出順に、無所属の新人で元東北地方環境事務所長の小林香候補(54)、共産党公認の新人で党福島相馬地区委員長の山田裕候補(58)、無所属の現職で4選を目指す瀬戸孝則候補(66)は票の上積みに奔走する。投票まであと2日に迫り、戦いは一層熱を帯びてきている。
市長選は10日の告示以降、小林候補と瀬戸候補による競り合いを軸に展開され、山田候補がそれを追う構図で終盤戦に突入している。
同市長選は期日前投票が前回よりも好調に推移しているが、投票率はこれまで低下傾向にあり、有権者の投票行動が今後の情勢を分ける見通し。各陣営とも当選圏への浮上を目指し、最終盤まで激しい票の奪い合いが展開されそうだ。
(2013年11月15日 福島民友・県内選挙ニュース)
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