職員らから見送りを受ける山田町長（右）

　８日に任期満了となる山田基星広野町長の退任式は６日、町役場で行われ、職員らが２期８年にわたり町政を担った山田町長の功績をねぎらった。
　山田町長は、震災と原発事故の発生直後を振り返り「明日どうなるか分からない中、一日一生の思いで取り組んでもらったことに深く感謝している」と述べ「新しいまちづくりに向け、今後の皆さんの頑張りに期待する」と職員らを激励した。併せて黒田耕喜副町長、芦川鋭章教育長の退任式も行われた。３人は花束を手に、大勢の職員らに見送られながら庁舎を後にした。
　町長選で初当選した遠藤智氏は９日、初登庁する。
（２０１３年１２月７日　福島民友・県内選挙ニュース）