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相馬市長選「終盤の情勢」 2氏、票の上積みへしのぎ削る

 任期満了に伴う相馬市長選は20日、投票まであと2日に迫った。届け出順にいずれも無所属で、新人の前市議荒川五郎候補(65)と、4選を目指す現職の立谷秀清候補(62)がそれぞれ市内一円を巡り、票の上積みに向けしのぎを削っている。
 荒川候補は、遊説をメーンとした選挙戦を展開。市民の声を聞き、政策に反映させる市民参加型の市政実現や学校教育の充実の浸透を図っている。荒秀一選対幹事長は「自分たちの地域は自分たちで考える政治や被災者、市民に思いやりのある行政運営を訴えている。候補者が前面に立って最後まで選挙を戦い抜きたい」と話した。
 立谷候補は遊説や集会などで市内全域を巡る。災害公営住宅の早期建設や放射能による市民の健康被害防止策などの手腕を強調、新生相馬の実現に向けて市政継続を訴えている。斎藤勝利選対本部長は「施策を堂々と訴え、地道に選挙戦を展開する。道路整備や雇用確保策、市の将来像などを市民に丁寧に説明していきたい」と述べた。
(2013年12月20日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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