避難者が多い地区への“各陣営戦術”注目 南相馬市議選
【南相馬市】任期満了は11月30日。合併市が誕生し大選挙区で行われる2度目の選挙は、現行定数24から2減の22議席を争い、激戦は必至の情勢だ。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴う避難で人口規模が変化した。小高区は全域で避難指示が続き、大票田の原町区でも自主避難が目立つため、各陣営が地盤の状況を見据えて、どう戦うかが注目される。
さまざまな基準での賠償額の差が住民感情に波紋を広げており、選挙運動にも影響するとみられる。
(2014年1月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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