“過去最多”5氏の戦いの可能性 伊達市長選
【伊達市】任期満了は2月11日。選挙は今月19日告示、同26日投開票で行われる。
現職の仁志田昇司氏(69)=2期=は昨年の9月議会で立候補を表明。これに対し、いずれも新人で元梁川町議の橘典雄氏(64)、同市議高橋一由氏(61)、農業佐藤易広氏(72)、元伊達町長の冨田健一郎氏(73)の4氏が立候補の意思を示しており、過去最多の5氏による選挙戦となる可能性がある。
震災後のほかの首長選と同様に、震災・原発事故への対応が最大の焦点となる見通し。
仁志田氏は除染や健康管理対策の実績と継続性を強調する。対する各新人陣営は、橘氏が農業の復興に向けた施策展開、高橋氏は市内全地域の平等な除染を主張。佐藤氏は旧5町のバランスの取れた発展や農業再生、冨田氏は除染の在り方や市政刷新を訴える。
(2014年1月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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