冨田氏が立候補断念 伊達市長選
任期満了に伴い19日告示、26日投開票で行われる伊達市長選で、立候補の意思を示していた新人で元伊達町長の冨田健一郎氏(73)は9日、県庁で記者会見し、立候補を取りやめると発表した。立候補を表明している新人で同市議の高橋一由氏(61)と政策協定で合意。高橋氏の申し入れを受け、同氏の連合後援会長に就く見通し。
冨田氏は「高橋氏とは選挙の上で基本的な考え方が全く同じ。若い人に道を譲る時期とも考え、辞退することが選挙をより有利に導く一つの方法になると判断した」と理由を説明した。
冨田氏が立候補しないことで同市長選は、現職の仁志田昇司氏(69)=2期=と高橋氏、いずれも新人で元梁川町議の橘典雄氏(64)、農業の佐藤易広氏(72)の4人による選挙戦となる公算が大きくなった。
(2014年1月10日 福島民友・県内選挙ニュース)
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