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伊達市長選「終盤の情勢」 4氏、票の上積みにしのぎ削る

 任期満了に伴う伊達市長選は24日、投票まであと2日に迫った。届け出順にいずれも無所属で、新人の元梁川町議橘典雄候補(64)、3選を目指す現職の仁志田昇司候補(69)、新人の前市議高橋一由候補(61)、新人の農業佐藤易広候補(72)は当選ラインを見据えて票の上積みにしのぎを削っている。
 同市の有権者数は18日現在、5万3640人(男性2万6040人、女性2万7600人)。投票率について仁志田、高橋両候補の陣営は、前回2010(平成22)年の投票率65.30%と同程度と予想、当選ラインを1万7000票以上と見通す。ともに同市保原地区に次ぐ票田で、浮動票が多いと分析する梁川地区での得票が当選の鍵を握るとみて支持獲得に躍起だ。
 橘候補は、市長給与の70%削減や農林業主体のまちづくりを公約に掲げる。遊説などの選挙運動は行わず、独自の戦いを続ける。
 仁志田候補は、地盤の保原で票固めを進めるとともに、遊説や個人演説会で市政継続を訴える。旧5町ごとの後援会など組織力も生かす。滝沢福吉選対本部長は「徐々に政策は浸透してきた。震災対応とともに行政サービスを維持してきた実績を訴えたい」と話す。
 高橋候補は、市内全域で遊説や街頭演説、ミニ集会を開催。全戸除染や市政刷新を訴え、知名度向上と票の掘り起こしを図る。東城藤吉選対本部長は「反現職の風は吹いている。除染対策や政治姿勢など、現職との違いを明確にアピールしていきたい」と述べた。
 佐藤候補は、自ら選挙カーを運転しながら精力的に遊説や街頭演説を展開。旧5町の均衡な発展や福祉充実などを掲げ、若い世代への浸透と現職に対する批判票の取り込みを狙う。投票率を「予想できない」とし、最終盤は地元の保原を中心に支持拡大を図る。
(2014年1月24日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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