>> 県内選挙ニュース一覧
|
|
仁志田さん「除染推進、固く決意」 伊達市長選で3選
|
支持者と握手を交わし勝利を喜ぶ仁志田さん=26日午後9時ごろ、伊達市保原町
|
除染の進め方など放射能対策が大きな焦点となった26日投開票の伊達市長選で、3選を果たした現職の仁志田昇司さん(69)は、復興の加速化とともに、市民の不安を解消するための除染の推進を固く誓った。県内市長選は昨年、現職苦戦が続いたが、激戦を制した仁志田さんは支持者と歓喜に包まれた。敗れた新人の高橋一由さん(61)は市政刷新の訴えがあと一歩届かず、悔しさをにじませた。
午後8時25分ごろ、仁志田昇司さんの支持者が待つ伊達市保原町の会場に「当選確実」の報が伝えられると、支持者は歓喜に沸いた。会場に到着した仁志田さんは、歓声と拍手で出迎えられ、支持者と握手を交わし喜びを分かち合った。
大橋信夫後援会長が勝利宣言し、万歳三唱。壇上に立った仁志田さんは「皆さんの支援のおかげ。支持者の方々には本当に一生懸命応援していただいた」と当選の喜びと感謝を伝え、再び拍手に包まれた。
震災後、県内首長選で現職落選が相次ぎ、僅差で制した4年前の選挙以上に逆風を意識した選挙だった。会場では、安堵(あんど)感から涙を拭う支持者の姿もあった。
仁志田さんは「放射能対策や『健幸都市』建設など、いくつかの課題に一定のめどをつける。市民の声を肝に銘じ、市長として責務を果たしていきたい」と3期目の決意を力強く語った。
(2014年1月27日 福島民友・県内選挙ニュース)
|
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|