護憲と脱原発の方針を確認した大会

　１１月の任期満了に伴う知事選をめぐり、社民党県連は２９日の定期大会で、支持候補に対し、護憲や県内原発全基廃炉、脱原発社会の実現、被災者の生活再建を柱とした政策協定を求める方針を確認した。
　小川右善代表は大会後に記者会見し、知事選に向けた対応について「反自民の立場を貫く。支持候補が決まり次第、政策協定を締結し、万全を期して戦いに臨む」と強調した。
　県連は民主党県連、連合福島、無所属県議でつくる４者協議会で、現職の佐藤雄平知事への支援を前提に共闘態勢をつくる方向で準備を進めている。連合福島の影山道幸会長は、大会の来賓祝辞で「今回の知事選でも自民に対抗する政治勢力が結集されるよう４者協議会で協議しながら対応したい」と協力を要請した。
　大会では、佐藤知事も来賓祝辞を述べたが、３選出馬には言及しなかった。
（２０１４年３月３０日　福島民友・県内選挙ニュース）