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異例づくしの選挙戦 伊達市議選、3人法定得票数満たず

異例づくしの選挙戦 伊達市議選、3人法定得票数満たず

市議選の開票作業が行われた保原体育館。2階では各陣営が票の行方を注視していた=27日午後8時ごろ

 任期満了に伴い27日に投開票された伊達市議選は、定数内の26位を含めて新人3人が法定得票数に満たず欠員が生じたほか、遊説など一般的な選挙活動を行わなかった新人が25位に滑り込むなど、異例づくしの選挙戦だった。投票率は60.43%で前回から9.71ポイント大幅に低下。選挙戦の低調さを物語った。現職21人は全員当選。トップ当選した公明現職は投票率が低下する中、支持組織を生かして前回並みの得票を維持。霊山の若手現職は前回12位から3位、1月の市長選に出馬した元職は前回9位から5位に躍進した。
 新人6人のうち、当選は3人。現職2人が勇退した共産が擁立した2人は当選し、世代交代を遂げた。25位に入った梁川の新人は、遊説や街頭演説などの選挙活動を行わず独自の戦いを続けたが、市長選や市議選などに繰り返し出馬してきたことで一定の知名度を得ていたとみられる。26位の梁川の新人は、法定得票数の303.683まであと約84票届かず、当選が認められなかった。
 5人が立候補した霊山が70.30%と最も高く、最も低かったのは伊達の54.97%。月舘は今回から地元候補が2人から1人に減ったためか、前回より12.88ポイント大幅に低下した。
 早くから定数割れを危惧する声がささやかれ、現実となった今回。欠員1は「議会運営上、影響は少ない」とみる関係者が多いが、市民の代表が減った事実に変わりない。新議員にはより市民の声を吸い上げ、市政に反映させる責任が課せられた。
(2014年4月29日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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