佐藤知事の出馬意向確認へ 「知事選」で民主党県連
11月11日の任期満了に伴う知事選をめぐり、民主党県連の増子輝彦代表(参院福島選挙区)は1日、常任幹事会後に記者会見し、6月定例県議会前に、現職の佐藤雄平氏(66)=2期=に3選出馬の意向を確認する方針を示した。連合福島も既に同様の方針を固めており、足並みをそろえる形だ。
増子代表は「佐藤知事の意向を聞く時期として6月が一つのめどになる。県議会前に意見交換したい」と語った。県連と連合福島、社民党県連、無所属県議による4者の枠組みで調整を進め、最終的には亀岡義尚幹事長を中心に佐藤氏の意向を聞く見通しも示した。
4者の枠組みは過去2回の知事選で佐藤氏の支持母体となった。次期知事選でも佐藤氏支援を前提に共闘に向けた調整に着手。佐藤氏の意向を確認した上で、準備を本格化させる方針。
増子代表は出馬否定 「国政で復興に全力」
民主党県連代表の増子輝彦参院議員は1日の常任幹事会後の記者会見で、次期知事選に自身が立候補する可能性について問われ「国政で本県の復興に向けて全力で取り組む」と述べ、現時点では否定した。
(2014年5月2日 福島民友・県内選挙ニュース)
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