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知事選、各党手探り 佐藤氏の任期満了まで半年

 佐藤雄平知事(66)=2期=の11月11日の任期満了まで半年となった。佐藤氏は去就を明らかにしておらず、意思表明の時期が注目される。6月定例県議会で言及するとの見方がある一方、中間貯蔵施設の建設受け入れ是非の判断が迫る中で先延ばしするとの声もあり、流動的な面も多い。
 「最大の課題となる中間貯蔵施設の問題に前に出て取り組んでいる」。県議の一人は佐藤氏の積極的な態度から出馬への意欲を感じ取る。その半面、こうした姿勢を「今期限りと腹をくくったからではないか」とみて、3選出馬に懐疑的な見解を示す県議もいる。
 佐藤氏が態度を示さない中、県内各党は候補者を決められない手探り状態が続いている。知事選の日程については「10月9日告示―26日投票」を有力視するが、実質的な選挙戦は短期決戦になる可能性も見通す。
 民主、社民両党県連は連合福島、無所属県議による4者の枠組みで共闘に向け調整に入り、6月定例県議会前に佐藤氏の意向を確認した上で選挙戦への準備を本格化させたい考えだ。連合福島会長が6月に交代することを受け、態勢づくりの準備が予定より遅れる可能性も視野に入れる。
 自民党県連は、6月末の政治資金パーティーまでに独自候補の決定を目指す。知事選と同じ全県選挙区を経験した複数の参院議員らの名前が挙がる。人選に影響する内閣改造と党役員人事が8月末以降の見通し。県連幹部は「5月中に絞り込まなければ、選挙態勢に影響する」と作業を急ぐ。
 共産党系のみんなで新しい県政をつくる会は今月下旬までに、重点政策を固める方針。党県委員会は「政策目標が一致すれば必ずしも独自候補にこだわらない」とし、佐藤氏の動向を注視し擁立の是非を判断する。
(2014年5月11日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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