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現職・遠藤氏が無投票再選 鏡石町長選、町政運営に信託
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無投票で再選を果たし万歳する遠藤氏(中央)。左は妻政子さん
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任期満了に伴う鏡石町長選は20日告示され、無所属で現職の遠藤栄作氏(63)=1期=が立候補を届け出た。他に立候補の届け出はなく、遠藤氏が無投票で再選を果たした。2期目の任期は6月24日から4年。
遠藤氏は2010(平成22)年の同町長選で初当選。就任9カ月目に東日本大震災が発生、全壊した鏡石一小の改築工事をはじめ、災害公営住宅の建設など一日も早い復旧、復興の実現に取り組んできたことが町民の支持を集めた。当選証書付与式は26日午前10時から、同町役場で行われる。
遠藤氏、「住んでみたいまちづくり」実現へ
20日に告示された鏡石町長選で、無投票で再選を果たした現職の遠藤氏は、震災からの一日も早い復旧、復興に全力を尽くしてきた町政運営が町民から信託を得た。
東日本大震災は就任9カ月で発生。「ピンチをチャンスに変える」。復旧と防災を両立させたまちづくりに向け、鏡石駅付近に災害公営住宅、鏡石一小に約7000人が3日間飲める分の飲料水を蓄えられる耐震性貯水槽などを建設中。一方、各種証明書を発行する日曜窓口、総合相談窓口の開設など、町民目線の施策も進めたことで信頼を集めた。
2期目は、1期目でまいた「復旧・復興の種」を成長させる4年間となる。ただ震災対応以外にも、財政の健全化や駅東土地区画整理事業など課題も多く、町が掲げる「住んでみたいまちづくり」の実現に向け、遠藤氏の手腕が問われる。
(2014年5月21日 福島民友・県内選挙ニュース)
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