13市に事務所設置へ 自民県連、知事選へ臨戦態勢入り
11月11日の任期満了に伴う知事選をめぐり、自民党県連の杉山純一幹事長は2日、県庁で開いた党議で、県内13市に知事選に対応する事務所を設置する方針を示した。設置準備に入るよう所属県議に指示した。知事選への臨戦態勢に入った形だが、擁立を目指す独自候補は現段階で固まっていない。
杉山幹事長は独自候補について「(現職の動向など)さまざまな状況を踏まえて決める」と従来方針をあらためて説明する一方「選挙が迫っている。(知事選関連の)事務所を13市に設置したい」と事務所の確保を急ぐ考えを強調した。
独自候補をめぐり、県連は6月28日に開いた政治資金パーティーで候補者を発表する予定だったが、見送った。現職の佐藤雄平知事の意思表明の時期や、8月末に想定される内閣改造をにらみながらの人選作業となっている。
(2014年7月3日 福島民友・県内選挙ニュース)
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