佐藤氏の進退は受け入れ表明後か 中間貯蔵の新局面で
10月に行われる知事選をめぐり、中間貯蔵施設の問題を「県政の最大課題」と位置付けてきた現職の佐藤雄平氏(66)=2期=が施設建設の受け入れに向けて県独自の財政支援策を打ち出したことで、佐藤氏周辺の県議や関係者には、佐藤氏が施設受け入れ方針の表明後ほどなく、自身の進退を明らかにするとの見方が広がっている。
中間貯蔵施設を受け入れるかどうかの協議は大詰めを迎えており、佐藤氏は、施設をめぐる協議などの日程と重なる可能性があるとして、31日からの訪欧を急きょ中止した。周辺からは施設の建設受け入れ表明や進退表明のスケジュールが念頭にあるとみられている。
(2014年8月26日 福島民友・県内選挙ニュース)
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