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佐藤知事3選不出馬、「復興課題にめど」 内堀氏擁立へ
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知事選に3選出馬せず、今期限りの退任を表明する佐藤知事=4日午後4時30分すぎ、県庁
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任期満了に伴い10月9日告示、同26日投開票で行われる知事選で、現職の佐藤雄平氏(66)=2期=は4日、県庁で記者会見し「新たな段階を迎えた復興の取り組みは新しいリーダーの下で実施していくべき」と述べ、3選出馬せずに今期限りで退任する考えを表明した。次期知事候補については「県政の継続性と私の意思を継ぐ人」がふさわしいとの見解を示した。複数の関係者によると、会見に先立つ連合後援会の会合で副知事の内堀雅雄氏(50)の名前を挙げ、後継に適任との認識を伝えた。
佐藤氏を支える民主党県連などは5日以降、後継候補として内堀氏の擁立を本格化させる見通し。
佐藤氏は会見で名前を直接挙げなかったが、内堀氏を想定して次期知事候補の見解を示したことについて、内堀氏は4日、県庁で報道陣に対し「重く受け止めている」と述べ、5日にも佐藤氏から発言の真意を聞く考えを示した。
退任を決断した理由について佐藤氏は会見で、県政最大の課題に位置付けた中間貯蔵施設の建設受け入れを安倍晋三首相に伝えた経緯を踏まえ「復興に向けた大きな課題の一つに前進のめどがついた」と説明した。前知事辞職による2006(平成18)年11月の出直し知事選で初当選した際、長期政権が政治腐敗を招くとする「権不十年」を主張しており「(権不十年を)全うしたい思いも心を占めていた」との心境を明かした。
(2014年9月5日 福島民友・県内選挙ニュース)
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