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民主が内堀氏の擁立確認 常任幹事会、4者協で協議へ

 任期満了に伴い10月9日告示、26日投開票で行われる知事選で、現職知事の佐藤雄平氏が不出馬を表明したことを受け、民主党県連は6日、郡山市で常任幹事会を開き、佐藤氏の後継候補として副知事の内堀雅雄氏(50)を擁立する方針を決めた。7日にも、共に佐藤氏を支援してきた4者協議会の連合福島、社民党県連、無所属県議などに擁立方針を伝え、4者の枠組みによる共闘態勢の確立に向けた調整を本格化させる。
 民主県連の亀岡義尚幹事長は終了後、内堀氏擁立について「県政の継続性や佐藤氏の思いを継いで復興を加速させていく観点などから内堀氏が最適任との結論に至った」と表明。擁立に向けて4者協の維持を前提とし「4者協を核に『県民党』を形成して次のリーダーをつくる」と述べ、県内各党、団体などに共闘を働き掛ける考えを強調した。
 ただ、自民党県連との相乗りについては「独自候補の旗を掲げており、現時点でその選択肢は考えていない」との見解を示した。
 常任幹事会は冒頭を除き非公開。亀岡幹事長によると、内堀氏と、民主県連代表で参院議員の増子輝彦氏(66)を推す両論が出た。このため増子氏が退席して出席者の意見を聞いた。増子氏については「党のリーダーを候補に推すのは当然」「強いリーダーシップで困難な状況を変えてほしい」などの意見が出た一方、佐藤氏が示した後継の条件などを満たす適任者として内堀氏を推す声が大勢を占め、増子氏を含め内堀氏擁立で一致した。
(2014年9月7日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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