県町村会が内堀氏に出馬要請 「県政の継続が必要」
10月の知事選で、県町村会(会長・大塚節雄湯川村長)は9日、副知事の内堀雅雄氏(50)に出馬を要請した。要請後、内堀氏は報道陣に対し「県内46町村からの要請は非常に重く、真剣に受け止める」と答えるにとどめた。知事選で新人に出馬要請するのは異例。
出馬要請は大塚会長が県庁を訪れ行った。大塚会長は要請後、報道陣に「スピード感を持って復興を進めるには県政の継続が必要。これまでの県政を熟知した人でなければ後退してしまう」と要請の理由を強調、内堀氏に早期決断を求めたことを明らかにした。ただ、要請決定に際しては一部首長から異論もあった。
内堀氏は同日夕にも取材に応じ、県町村会、双葉地方町村会からの出馬要請や、民主党県連、連合福島などでつくる4者協議会の動きなども踏まえて「自分の気持ちを固めていきたい」と述べた。
(2014年9月10日 福島民友・県内選挙ニュース)
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