「金山町長選」現・新3氏が第一声 政策や政治理念訴え
任期満了に伴い30日告示された金山町長選には、現職で3選を目指す長谷川律夫氏(76)=無所属、いずれも新人で前町議会議長の長谷川盛雄氏(68)=同、町観光物産協会副会長の坂内譲氏(45)=同=の現新3人が立候補を届け出、5日間の選挙戦に入った。各候補は町内各地で第一声を放ち、町民に政策や政治理念などを訴えた。投開票は5日。
【長谷川律夫候補】JR只見線会津川口駅で第一声を放った。「町の一番の課題である少子高齢化を克服するのは町政を8年やってきた私しかいない」と町政の継続を訴えた。また、新潟・福島豪雨災害やJR只見線の復旧問題に先頭に立ち、課題に取り組んだ実績を示し、「地域を支えてくれた皆さんが安心して暮らせる町をつくり上げる」と語った。県町村会長の大塚節雄湯川村長らが激励した。
【長谷川盛雄候補】町役場近くで第一声を発し、「町民の福祉向上を基本に、町民の声を反映する町民主体の町政改革に取り組む」と強調。町最大の課題である少子化には、若者定住や経済活性化、子育て支援の対策を講じるとした。
政策の柱に産業の振興・創出と世代間連携で支え合う地域づくりを掲げ、「未来に夢が持てる町づくりに全身全霊で励む」と熱弁。小柴修一両沼地方町村議会議長会長ら両沼地方の町議会議長が応援演説した。
【坂内譲候補】事務所前で第一声を放った。「まだまだ若輩者で分からないことがある。しかし、分からないからこそ行政や議会の代表としてではなく、町民と一緒になり、町民の話を聞いて住みやすい町にするために頑張りたい」と町政刷新の必要性を訴えた。
高橋信彦選対本部長が「長年にわたり町のため汗を流してきた。知恵とやる気は絶対負けない」とあいさつ、緑川摂生白河市議が激励した。
(2014年10月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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