6陣営“臨戦態勢” 知事選、17日間の選挙戦突入へ
知事選に立候補を予定するいずれも無所属新人で、前副知事の内堀雅雄(50)=福島市、前岩手県宮古市長の熊坂義裕(62)=福島市、前双葉町長の井戸川克隆(68)=埼玉県加須市に避難、牧師の五十嵐(いからし)義隆(36)=いわき市、会社役員伊関明子(59)=北塩原村、会社役員金子芳尚(58)=白河市=の6氏は9日、福島市で第一声を上げ、17日間の選挙戦に突入する。
内堀氏は午前9時ごろから福島市の駅前通りで第一声を放つ。初日は伊達市を経て国道6号を南下し、浜通りを一巡する構えだ。
熊坂氏は午前8時45分ごろ、福島市太平寺の選挙事務所で選挙戦を開始。同市や二本松、大玉、郡山の各市村で遊説する。
井戸川氏は立候補を届け出た後、福島市で遊説を開始する。被災者の立場を強調し、応急仮設住宅などでの遊説を検討している。
五十嵐氏は午前9時ごろから福島市の駅前通りで第一声を上げた後、郡山市、いわき市など大票田を中心に遊説する方針だ。
伊関氏は午前9時ごろから福島市の県庁前で政見を訴えた後、地元北塩原村など裏磐梯周辺で遊説する方向で調整している。
金子氏は午前9時から同10時ごろにかけ福島市のJR福島駅周辺で第一声を放った後、地元白河市に戻り南湖公園で街頭演説する。
各陣営の第一声の時刻は、いずれも前後する可能性がある。
各陣営、拠点は分散
知事選に立候補を予定する6氏は、県庁所在地の福島市や地元のいわき、白河、北塩原の各市村に事務所を構え、拠点は分散している。各陣営は9日の告示後、選挙事務所に切り替える。本県では知事選で選挙事務所を2カ所まで設けることができる。
(2014年10月8日 福島民友・県内選挙ニュース)
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