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「知事選」各陣営、気になる投票率 引き上げへ工夫凝らす
任期満了に伴う第20回知事選は11日、新人6候補が遊説を続行、本県復興への政策を争点に舌戦を展開した。しかし各候補の知名度不足や、与野党が相乗りで政党間の戦いの要素が薄く、有権者の関心は低調だ。各陣営は、投票率が過去最低だった前回の42.42%を下回ると懸念を強め、投票率アップに早くも腐心している。
各陣営は告示から3日間で重点地域とする都市部を巡った。ただ訴えを聞く一般有権者の姿は少ない。前回選挙で投票率が30%台に低迷した福島、会津若松、郡山、いわきの主要4市では、投票率が前回並みとの見方も出ている。
特に前回の投票率が34.86%だった郡山では、B―1グランプリ(18〜19日)、日本学校合奏コンクール全国大会(25〜26日)と、期日前投票を含めて投票を促しやすい週末に全国規模の催しが続き、各陣営は投票行動への影響を懸念する。
前副知事の内堀雅雄候補(50)の陣営は、盛り上がりの低さに「こんな選挙は初めてだ」と嘆き「前回より低い投票率30%台もあり得る」と危機感を募らせる。支援組織にできる限り期日前投票をするよう呼び掛け、得票数の確保を図る。
医師の熊坂義裕候補(62)の陣営も「関心の低さを感じる。投票率50%を超えないだろう」とみる。名前の浸透を図るため、候補者と選挙カーが別行動を取り、少しでも候補者が有権者と直接顔を合わせる機会を設ける作戦だ。
前双葉町長の井戸川克隆(68)、牧師の五十嵐義隆(36)、コンビニ店長の伊関明子(59)、会社役員の金子芳尚(58)の各候補も地盤以外で知名度アップに奔走している。
(2014年10月12日 福島民友・県内選挙ニュース)
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